犬を迎えるにあたって、飼育関連の書籍を何冊か読み進めていた。
その中でギョッとする一文が飛び込んできた。
「犬を躾けられていないのは、その飼い主自身が自分を躾けられていないからだ」
飼い主が自分とは何ぞやと、自己理解をしていなければ、犬や他の人をも理解できない。
それが、犬の躾け方法に現れているという。
【初めてのお風呂上がりモーイ】
また、アメリカで有名なドックトレーナーである、シーザー・ミランの書籍には、犬はリードを通して飼い主の感情、エネルギーを感じ取っているという。
飼い主の不安や緊張がリードから犬に伝わり、その影響で犬が吠えたり攻撃的になるそうな。
今まで見てきた犬の躾けが上手くされていない飼い主を思い出すと、ほうほう、なるほど、と納得することとなった。
のも束の間、「あれっ、自分は自分を躾けられているのかしら?」
と、急激に自分ごととして返ってきたのである。
【お風呂あがりに初首輪装着、可愛い】
どのように犬を躾けしたいのか、どのように犬と暮らしたいのか、はたまた、どうして犬を飼いたいのかと突き詰めてみる。
すると、自分はなぜそう思うのか、自分の思考ってどこから来るのか、私ってなんじゃらほいってとこまで行き着く。
こりゃ、一筋縄にはいかんぞ。
このままでは、愛犬に見つめられるたびに
「この子は自分の全てを見透かしている、そんなつぶらな瞳で!」
と、悶え苦しんでしまう。
【つぶらな瞳すぎる】
犬は自分の鏡。
「とんだ飼い主ね、犬の顔を見てみたいわ」
と言われないように、今日も自己内省を繰り返し、自己理解を深めていく。。
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