モーイが家に来て数ヶ月は時間の流れが凄まじく早く過ぎていった。
それもそのはず、犬を飼ったことのない初心者の私は例の如く躾が上手くいかず、考えあぐねにあぐねてたのである。
モーイを迎えてからはトイレトレーニングを中心に、基本的な躾を行なっていた。
お座りなどの指示に対してはすんなり理解するのである。
【ボールを取ってくる練習中】
が、が、が、、、トイレが全く上手くいかなかったのです。
躾専門の本やドックトレーナーのyoutubeを見て実践してみるのだが、どれもハマらず。
そして、毎日の挫折感が蓄積しついにノイローゼ気味になってしまったのである。
【ハイタッチもできるよ!】
限界を感じた朝、動物愛護センターの無料相談電話に鬱々としながら電話をした。
電話対応のスタッフに悩んでいる詳細を伝えたところ、
「今の方法がお手本中のお手本なので素晴らしいです!まだ2〜3ヶ月の子犬ちゃんは仕方ないですよ。3ヶ月間は温かい目で見守ってください。大丈夫ですよ。」
優しい言葉に涙が出た。
【トレーニング後のお疲れモーイ】
あ〜やっていることは間違っていなかったんだ。自分で勝手に自分を追い込んで落ち込んでいたんだな。
と奈落の底に光が差し込んだ気持ちになった。
また、専門家の助言は人を救う凄まじい効果があるなあとも実感。
一人で抱え込みすぎず、専門家にアドバイスを求めたり、犬を飼っている先輩に話してガス抜きをすることの大切さを学んだ。
【最高の笑顔】
大切な対象を育てる場合の自分のアイタタな傾向がわかったのも大きな収穫でした。
完璧主義。自分ならできる!!
という過信と自惚れ。見事に粉砕してくれたモーイさん、本当にありがとう。
この歳になっても自分のことって案外理解していないものですね。
今は躾も一通り終え平穏な日々を過ごせている。
仕様がないことを認めることで自分もモーイも愛せております。