友人が新居に来てくれるとのことなので、つい先日訪れた西伊豆を観光案内した。
友人と熱海駅で合流し、先のブログでもお伝えした「田んぼをつかった花畑」へ向かった。海の街で出会った友人は、普段見慣れない山々しい景色に囲まれ秒速で癒されていた。
花畑に着くとお花摘みをしている人々がちらほら。こちらの花畑は５/１〜５/５まで自由にお花摘みができる素敵スポットだ。お花摘みなんぞ小学生ぶりじゃないかしら、と大の大人がワクワクしてお花畑へと入って行った。
【モーイもお花摘みのお手伝い】
花畑は２月〜５/５まで種類の違う花が順番に咲くそう。２月下旬は黄色＆ピンク、３月下旬はピンクが花畑いっぱいに広がり全く違った美しい雰囲気を演出してくれるとのこと。また、３月下旬は桜並木が咲き乱れるので、花畑のピンクと桜のピンクが幻想的な空間を作り出すのだそうだ。花畑のスタッフの方々に気に入られたモーイは、是非、来年も行こうと決意を固めたのでした。
【写真では伝わらない幻想的な空間が広がる】
それぞれのセンスが光るお花摘みを終え、車を４０分走らせて下田市にある白浜海岸に到着。新居に引っ越してから初めての海に案の定、モーイ大興奮。白い砂とターコイズ色の真っ青な海を目の前に、懐かしい潮の香りを感じながら犬も人間も心満たされる時間を過ごした。山もいいが、やはり海も外せない。こりゃあ定期的に海に行くっきゃないない。
【真っ青な海に皆感動】
潮風をたっぷり身に纏って、わさび好きの友人の要望でわさびを買いに行くことに。伊豆では４００年以上もの歴史があるわさび農園を代表としたわさび作りが有名である。伊豆半島ど真ん中を走る道路を進むと、窓からわさび田をチラホラみることができる。わさびは各所の道の駅などで購入できるが、我々は石川さゆりの有名な曲「天城越え」の歌詞に出てくる浄蓮の滝で購入した。プラスチックのチューブでしか見たことのないわさびの現物をゲットし、大満足。浄蓮の滝パワーをたっぷり吸い込んだワサビを携えて、「天城越え」を皆で合唱しながら自宅へと向かった。
【石川さゆりの世界観へようこそ】
【初めてみるわさび田】
家に帰って早速わさびを地魚の刺身と合わせ、日本酒をクィっと。このわさび、本当に美味しい。初めにツンとした刺激が鼻に抜けるが、時間が経つごと刺激は消えてわさびの素材の味と甘味が口の中に残る。そして、この風味と刺身の脂がとんでもないマリアージュを起こす。もう今まで食べていたわさびには決して戻ることができない。そんな「天城越え」の世界観に似た、新しいわさびへの執念が湧き起こる出会いを果たすことができた。
