今年の夏旅行は白馬に決定!
ということで、前回の旅行を振り返ってみることにした。
2023年11月某日、いつもの如くモーイも戸惑う早朝に出発!!車を約3時間走らせ、経由地にある「白樺湖」へ到着。標高1400mの空気はピンっと張り詰め、白樺のいい香りが鼻を抜けていった。朝日が顔を出し徐々に暖かくなっていくにつれ、モーイのテンションも上がっていく。
所々にシカの糞が落ちており、この匂いがモーイのテンションをより一層盛り立てていく。枯葉を集めて投げてみると、コンテンポラリーダンサー並みの踊りを見せつける。車に閉じ込められていた鬱憤を体いっぱい表現して発散している様は、なんとも可愛らしかった。
【コンテンポラリーダンサー】
そして、人が全くいないというのがまた最高であった。我らが黙ると枯葉が落ちる音、数匹の小鳥の囀り、湖の揺れる音、自然の音楽に全身を包むことができる。モーイの呼吸音というおまけ付き。是非、次回も行きたい場所である。
↓白樺湖のHP
白樺湖で贅沢な朝散歩をしたので、次の目的地に向け車に乗り込む。白樺湖から2時間30分、山道中心の道を運転し白馬エリアに到着する。
まず向かったのは「白馬岩岳マウンテンリゾート」である。こちらの施設は乗馬やマウンテンカート、バギーなどのアクティビティの他、白馬三山(白馬岳、杓子岳、白馬鑓ヶ岳)の絶景を望むことができる。犬にとっても優しい施設であり、ドッグランが設けられているだけでなく、バギーツアーを犬と一緒に参加することができるのである。
そうやって事前情報にワクワクしながら、皆でルンルン気分でゴンドラに乗り込んだ。ゴンドラは1組1台で乗れるので、モーイがいても他の人を気にすることなく乗ることができた。8分の空中散歩を楽しんでいると、あっという間に白馬岩岳の山頂へ到着。
【落ち着いて乗れたよ】
ゴンドラ乗り場の出口を抜けると、白馬の街が眼下に広がり早速癒されたのである。枯葉を踏みしめる音を楽しみながら林道を数分歩くと、山頂テラスである「HAKUBA MOUNTAIN HARBOR」に到着。こちらのテラスでは北アルプスを一望できる造りになっており、また、椅子や机も用意されているので、ゆっくりと絶景を楽しむことができる。また、併設しているカフェでパンや飲み物も買えるので、これまた贅沢な時間を過ごせる。
この日は11月に訪れていたので、紅葉と雪のコラボレーションが非常に綺麗であった。枯葉で興奮していたモーイもこの絶景に息を呑んだのか、静かに景色をしばらく眺めていたのである。
【山頂テラスからの聞いたアルプス】
【絶景に見惚れるモーイ】
バギーは混んでいたので断念し、秋薫る林道を散策することに。この頃は海沿いに住んでいたので、「山はいいなあ。山に住むのもありだな。」と話しながら歩いていたが、その想いが届いたのか今は山住まいである。ちょっとした望みも言葉に出しておくことでその望みが細く長く生き続き、ある拍子に現実になるのじゃないかしら、とこのブログを書きながら感じるのである。
十分に散策した後は、ゴンドラで下山しランチのレストランへ向かった。
↓白馬岩岳マウンテンリゾートのHP
↓ペットについての情報
マウンテンリゾートから車で5分のカフェ「seasha」さんに到着。こちらは森の中で美味しい食事をできるだけでなく、ドッグランの設置や犬用品も販売しているドッグフレンドリーなカフェである。
席に着くと、店員さんがモーイ用の水と自家製ジャーキーを持って来てくれた。これだけで飼い主もモーイもこのお店が大好きになったのである。また、店員さんはモーイを可愛がってくださり写真撮影会が始まった。モーイのハイタッチを披露すると、店員さんが黄色い歓声をあげてくださる。こうしたやり取りを通して「ああ、またここに来よう。」と、食事をする前に次回の来訪を決定したのであった。
【撮影よりジャーキーをおくれ】
【揺れるベンチで一休み】
人間用のとんこつラーメンとグリーンカレーももちろん美味しいが、何より楽しくなる出会いがあることで記憶と想いが深く残るのだなあ、と感じたのであった。
さてさて、お腹も心も満たされたので軽く運動する為、次の目的地ヘ向かった。
つづく